脇の悩みで代表的なワキガ、多汗症の治療に関して詳細を確認しましょう。

美容外科での治療を解説するサイトのヘッダー画像

わきがと多汗症は別もの!

わきがと多汗症はどちらも汗に関する症状ですが、その症状と原因は異なります。
それぞれ詳しく見ていきましょう!

 

わきがとは?

わきがは、皮膚のアポクリン線から分泌される汗が原因となり、脇の下に特有の臭気を発する症状です。

 

わきがの原因は汗ではなく菌!

汗を分泌する汗腺には、「エクリン汗腺」と「アポクリン汗腺」が存在しています。
アポクリン汗腺から分泌される汗には、脂質やタンパク質等の有機酸が含まれています。
これが、脇に存在する「常在菌」と反応し増殖することで、特有の臭気を発するようなになります。
つまり、わきがは汗をかくことが直接の原因ではなく、汗に含まれる物質により菌が繁殖することで起こるのです。

 

わきがの臭い

 

わきがの臭気は、個人によって異なります。「玉ねぎのような臭い」、「鉛筆を削った時の臭い」、「クミンなどの香辛料のような臭い」など様々です。
そしてこの臭気は、汗をかくことにより強くなります。

わきがは遺伝する

 

わきがは優性遺伝です。両親のどちらかがわきがあった場合、50%の確率で子供に遺伝します。
両親ともわきがで合った場合は、75%の確率で遺伝するといわれています。

わきがは食生活によって発症・悪化する

 

欧米人の約80%がわきがであるのに対し、日本人はおおよそ10%と、発症する割合は少ないです。これの差は、食生活によるものだといわれています。
脂質や動物性タンパク質を多く摂取すると、わきがを引き起こす常在菌が増殖するための物質が多く分泌されるためです。
脂質や動物性タンパク質を避け、野菜・果物や植物性たんぱく質を多く摂取することで、わきがを予防・改善することができます。

わきがの治療方法

 

クリニックでできるわきが治療は、以下の方法があります。

  • 脇を切開し皮膚を反転させ、アポクリン汗線をハサミで切除する「せんじょう法」
  • 脇を小さく切開し、アポクリン線をかき出す「そうは法」
  • 吸引器や超音波メスでアポクリン線を吸い出す「吸引法」
  • レーザーで原因菌を消滅させる方法

 

多汗症とは?

多汗症は、読んで字のごとく人よりも多く汗をかく症状の事です。
多感症の汗は臭いを発しないため、わきがのような臭気はありません。

 

こんな人は多汗症かも
・緊張すると、どっと汗をかいてしまう
・シャツの汗染みが気になる
・汗脇パッドでも汗を押さえきれない
・ジャケットにまで汗が染み出てしまう

 

多汗症の原因

エクリン汗腺が以上に活発になっているか、交感神経が以上に作用し分泌線が活発化している可能性があります。
しかしながら、遺伝するかを含め詳しい原因は判明していません。

多汗症の治療方法

クリニックでできる多汗症の治療は、以下の方法があります。

 

・ボツリヌス注射で汗腺の神経に働きかけ、汗の分泌を弱める方法
・脇を切開し、交感神経を遮断する方法
・レーザー療法

 

まとめ

わきがや多汗症は、汗や臭いを押さえる塗り薬などが市販されていますが、根本的な解決はできません。
クリニックでの治療で、汗腺や交換神経を取り除くことができれば、わきが・多汗症の悩みから一気に解放されます。
ぜひ一度、専門医に相談してみてください。